デザインパターンの選択
| 登録日 | :2025/09/29 20:27 |
|---|---|
| カテゴリ | :Python基礎 |
プログラミングで「このパターンをベースに使っておけば間違いない」と言われる定番・汎用性の高いデザインパターンは、主に以下のものです。
オススメ & 汎用性の高いデザインパターン
1 Singletonパターン
グローバルな状態管理や設定値管理の場面で使われる。
アプリ全体で1つしか存在しないインスタンスを保証できる。
2 Factoryパターン(Factory Method / Abstract Factory)
インスタンス生成処理を柔軟に分離し、拡張性が高い。
特にAPIやDBの接続、オブジェクトのバリエーション管理で定番。
3 Strategyパターン
動的にアルゴリズムや処理方法を差し替えたい場面で◎。
例えばデータ処理、計算ロジック、UI操作方針などに有効。
4 Observerパターン
変更通知・イベント監視(PubSub)の基本。
UIの状態管理やサーバ通知、非同期処理の連携に強い。
5 Decoratorパターン
既存の機能を拡張したい時に「継承」なしで柔軟拡張できる。
ロギング、バリデーション、UI追加機能などに便利。
6 Facadeパターン
複雑な内部構造を隠蔽し、利用者に「単純な窓口」を提供。
ライブラリやサブシステムのAPI公開、初期化処理等で重宝