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Ciscoスイッチ VLAN(トランクポート)

登録日 :2023/04/06 06:38
カテゴリ :ネットワーク

トランクポートについて

トランクポートとは、タグ付きVLANであり複数のVLANを束ねるものである。
- 1つのインターフェースに複数のVLAN設定
トランクポートだけがタグをつけたりタグを取ったりする
 (タグVLANを終端する)
- ネイティブVLANはタグが付かない
 (1つのインターフェースにつき1つ。初期設定はVLAN1)
- トランクプロトコル
 (Cisco2960はdot1qしか対応していないので、指定不可)

Ciscoスイッチでの設定

トランクプロトコルの指定(Ciscoはdot1qのみ)
(config-if)# switchport trunk encapsulation{ isl | dot1q | negotiate }
  • isl -> トランクプロトコルをISLにする(シスコ独自)
  • dot1q -> IEEE802.1Q(標準プロトコル)
  • negotiate -> 両端でネゴシエーションしてプロトコル決定(デフォルト)
明示的にトランクを指定する
(config-if)# switchort mode trunk
ネイティブVLAN変更
SW1(config-if)# switchport trunk native vlan 99
DTPの設定

DTP(ダイナミックトランキングプロトコル)・・・対向機器のポートとネゴシエーションを行い設定に応じてIEEE802.1Q, ISLを動的に切り替える(シスコ独自のプロトコル)

(config-if)# switchport mode { dynamic desirable | dynamic auto}
  • desirable -> 積極的にトランク
  • auto -> 対向先に合わせる(対向がdesirableの場合はトランク)
  • on(trunk) -> 明示的にトランク
  • off(access) -> 明示的にアクセス