isoファイルから、起動可能なUSBを作成する方法
| 登録日 | :2024/08/18 16:33 |
|---|---|
| カテゴリ | :Linux |
ISOファイルをUSBメモリに書き込むためには、専用のツールを使用する必要があります。以下に、一般的な手順をRufusというツールを使って説明します。RufusはWindowsで動作する無料のツールで、ISOファイルをUSBメモリに書き込んでブータブルメディアを作成するのに適しています。
手順
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必要なものを準備
USBメモリ: 少なくとも16GBの容量があるものを用意します。
ISOファイル: 書き込みたいRocky LinuxのISOファイルをダウンロードしておきます。
Rufus: Rufusの公式サイトから最新バージョンをダウンロードします。
https://rufus.ie/ja/ -
Rufusのインストールと起動
Rufusはインストール不要のポータブルアプリケーションです。ダウンロードした実行ファイルをダブルクリックして起動します。 -
USBメモリの選択
Rufusを起動すると、メイン画面が表示されます。
「デバイス」欄で、書き込み先のUSBメモリを選択します。 -
ISOファイルの選択
「ブート選択」欄で「ディスクまたはISOイメージ(選択)」を選びます。
右側の「選択」ボタンをクリックし、ダウンロードしたRocky LinuxのISOファイルを選択します。 -
パーティションスキームとターゲットシステムの設定
通常は「MBR」パーティションスキームと「BIOSまたはUEFI」のターゲットシステムを選択しますが、インストールするPCの仕様に応じて設定を変更してください。 -
ファイルシステムの選択
「ファイルシステム」は通常「FAT32」を選択しますが、ISOファイルのサイズや内容に応じて「NTFS」を選ぶこともあります。 -
書き込みの実行
設定が完了したら、「スタート」ボタンをクリックします。
警告メッセージが表示され、USBメモリのデータがすべて消去されることを確認します。「OK」をクリックして書き込みを開始します。 -
完了
書き込みが完了すると、USBメモリがブート可能な状態になります。これで、Rocky Linuxをインストールするための準備が整いました。
注意事項
データのバックアップ: USBメモリのデータはすべて消去されるため、必要なデータは事前にバックアップしておいてください。
インストール先のPCの設定: インストールするPCのBIOSまたはUEFI設定でUSBからの起動を有効にしておく必要があります。
これらの手順に従って、Rocky LinuxのISOファイルをUSBメモリに書き込むことで、インストールメディアを作成できます。