flaskでキャッシュを使う方法を教えてください
| 登録日 | :2024/02/08 04:20 |
|---|---|
| カテゴリ | :Python基礎 |
Flaskでキャッシュを使用する方法はいくつかありますが、その中でもよく使われる方法の1つは、Flask-Cachingと呼ばれる拡張機能を使用することです。以下に、Flask-Cachingを使用してキャッシュを実装する手順を示します。
Flask-Cachingのインストール: まず、Flask-Cachingをインストールします。
pip install Flask-Caching
Flaskアプリケーションへの統合: FlaskアプリケーションにFlask-Cachingを統合します。
from flask import Flask
from flask_caching import Cache
app = Flask(__name__)
cache = Cache(app)
キャッシュの設定: キャッシュの設定を行います。キャッシュの種類や有効期間などを設定できます。
app.config['CACHE_TYPE'] = 'simple' # シンプルなメモリキャッシュを使用
app.config['CACHE_DEFAULT_TIMEOUT'] = 300 # キャッシュの有効期限を300秒に設定
キャッシュされる関数の作成: キャッシュされる関数を定義します。これは、デコレータ @cache.cached を使用して行います。
@app.route('/cached_endpoint')
@cache.cached(timeout=60) # キャッシュの有効期限を60秒に設定
def cached_endpoint():
# キャッシュされる処理を記述
return 'Cached Response'
これで、Flaskアプリケーションでキャッシュを使用する準備が整いました。キャッシュされたエンドポイントへのリクエストは、キャッシュに保存されたレスポンスが返されるため、パフォーマンスが向上します。必要に応じて、キャッシュの設定やキャッシュされる関数の有効期間などを調整してください。